2007年10月下旬、シュウメイギク(秋明菊)を買いました。
ホームセンターで、なにげなく花の苗のところをみていたら、安売りしていたのです。
時期的に花や苗の出回り時期も終わりのようで売れ残りなのでしょうか。
葉っぱだけの小さな苗です。
来年のお楽しみと思えば、お買得かもしれません。
花の色はピンクで、品種は「プリンツ ハインリッヒ」。
品種名なんて、今まで気にしたことがなかったのですが…。
それにしても、一体、どこの国の生まれって思うような名前ですね。
シュウメイギクは半日陰でも育てられるし寒さに強い植物だと趣味の園芸で紹介されていました。
それを読んで欲しいなぁと気になっていた植物です。
草丈は40~70cm。結構大きくなるようです。
コスモスと同じくらいの草丈でしょうか。
本によるとシュウメイギクは一重咲き、八重咲き、矮性タイプなどいろいろな品種があるということでした。
江戸時代の園芸書にもシュウメイギクが載っているそうですから、ずいぶんと昔から栽培されてきたんですね。
名前の由来を調べてみました。
・秋に明るい色の花を咲かせる
・花が菊に似ている
ということから名づけられたそうですよ。
また、貴船菊(キブネギク)という別名も持っています。
これは、京都市の北部にある貴船山で多くの秋明菊が帰化し頻繁に見られたことに由来するのだそうです。
英語では、Japanese anemone(ジャパニーズアネモネ)
「日本のアネモネ」という意味で西洋のアネモネと区別するために名づけられたそうです。
シュウメイギクというと、なんとなくお寺に咲いている花というイメージがありました。
ところが、海外でも人気の多年草なのだとか。
イギリスではボーダー花壇に植えられているのだそうです。
近所の庭でシュウメイギクが咲いているのを見かけます。
花が少なくなってくる季節に咲いてくれるので庭が明るくなっていいですね。
花茎が長く風にそよぐ様は風情があります。
自分で庭の管理をするようになってからというもの育ててみたい植物が増えました。
ホームセンターや園芸店に行くと欲しいと思っているものが必ずあって、つい買ってしまいます。
今年はこれで3~4種類は増えてしまいました。
ただ、これ以上、庭に植物を増やしてどうするって反省はしています。
来年(2008年)は、これら新入りの植物を枯らさずに増やすことができたらいいなというのが目標ですね。