お正月の花

赤と緑の組み合わせといったら、ポインセチアに代表されるようなクリスマスカラーだなって、なんとなく思っていました。でも、赤と緑はお正月の色でもあるんですね。

先日、美容院にいったら、鏡の前にかわいいお正月飾りがありました。花器の色は白で、丸い形、斜めに口が開いています。その花器に水引をつけて、松と南天を飾っていました。シンプルだけど、お正月らしい雰囲気が素敵だな〜と髪をカットしてもらっている間、眺めていました。

赤と緑という同じ色の組み合わせなのに、植物が違うと、洋風と和風、雰囲気が随分変わるものだと改めて思いました。切り花も菊だけだったらいつもと同じなのに、松と南天が加わっただけでお正月っぽくなります。

お正月の生け花に欠かせない松は、一年中葉を落とさない常緑樹ということから、永遠の命を象徴し縁起のよいものとして使われることが多いそうです。

センリョウ、マンリョウは、名前が大変景気が良く、また、実がたくさんなるので子孫繁栄の象徴とされます。南天は「難を転ずる」という意味をこめて使われます。

一方、クリスマスカラーの意味はというと…。

緑は、クリスマスツリーに使われる常緑樹の色です。寒い季節でも葉を茂らせる常緑樹は、強い命の象徴とされています。

赤は、キリストが生まれた時に次々と結んだ林檎の赤い実や柊の実、またキリストの血を表現しているとも言われ、愛と寛大さを意味しているといわれています。

クリスマスのシンボルカラーというと、これに白が加わり3色なのだそうです。ちなみに、白は、雪の色や聖母マリアの純潔から清浄や平和を意味しているそうです。

クリスマスカラーの意味はやはり宗教的なものですが、常緑樹のイメージは洋の東西を問わず同じというのが興味深いですね。


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