堆肥の種類と効果【雑草堆肥の作り方】

堆肥で土壌改良

苦労して刈り取った雑草をゴミとして捨ててしまうのは、もったいないと思いませんか?

タダで手に入る雑草を利用して堆肥を作ってみましょう。

雑草で堆肥が作れれば肥料代を減らすことができたり家庭ゴミを減らすことができるなどメリットがあります。

堆肥の種類と効果、雑草堆肥の作り方について調べたことをまとめました。

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堆肥とは?主な種類

わら堆肥

堆肥とは、落ち葉や家畜のふん(糞)などの有機物を微生物に分解・発酵させたもの。

動物性堆肥と植物性堆肥に大きく分けられます。

植物性堆肥

植物性のものを発酵させて作る堆肥です。
・落ち葉堆肥(腐葉土)
・バーク(樹皮)堆肥
・わら堆肥
・もみがら堆肥

動物性堆肥

家畜のふんを発酵させて作る堆肥です。
・牛ふん堆肥
・豚ふん堆肥
・鶏ふん堆肥
・馬ふん堆肥

堆肥の効果

雑草堆肥の利用方法

堆肥は、植物がよく育つような土を作るために使われます。

●効果
・カチカチに固まった土がフカフカに柔らかくなる
・土が柔らかくなると水や空気の通り道ができる
・植物の根がしっかりと張ることができる

動物性堆肥は、リン酸、カリウム、窒素などの栄養分を多く含むのが特徴です。
そのため、土壌改良だけでなく肥料の効果もあります。

雑草堆肥の作り方

雑草堆肥

ポリ袋やコンポスト容器を使ったり、そのまま庭に積み上げたりなど。

人によって、さまざまな作り方があります。

ただ、絶対にこの方法でないとダメというものではありません。

ここでは、放置するだけで作れる簡単な方法を書いておきます。

刈り取ったスギナ
【手順】
・刈り取った雑草をビニールシートの上に置く
※土の上だと刈った草が根を張ってしまうことがある

・天日干しで乾燥させる
※乾燥させると分解が早くなる

・水はけのよい場所に積み上げる

・雨がかからないようにビニールシートをかける

・そのまま放置すると1年くらいで堆肥になる

春から夏の間に刈り取った雑草は翌年の春には堆肥として使えます。

もっと短期間で作りたい場合は、
・米ぬかをかける
・雑草の上に庭土をかける
・時々、積み上げた雑草の上下を反転させるように混ぜ合わせる
などをおこなうと発酵が促進され、短期間で堆肥を作ることができます。

さいごに

草取り

刈り取った雑草で堆肥を作ることができるという話をききました。

ただ、「堆肥」とは、どんな役割をするものなのか分かりません。

そこで、堆肥の種類と効果、雑草堆肥の作り方について調べたことを書いておくことにしました。

雑草堆肥の作り方
有機物は虫や微生物が分解して初めて植物が養分として吸収できる状態(無機栄養素)に変わります。

森の土がフカフカなのは、こういった循環が自然におこなわれているからです。

しかし、花壇や家庭菜園は違います。

枯れた葉は取り除きますし害虫の駆除もします。

森のような有機物の循環は成り立ちません。

植物を育て続けていると、だんだん土は硬くなっていきます。

・根が十分に伸びることができない
・水はけが悪くなる
・土の中に十分な酸素が届かない
・微生物の働きも悪くなる

定期的に堆肥を与えて土壌を改善することが必要なんですね。

宿根草など、放っておいても花が咲いてくれるので堆肥の重要性を理解していませんでした。

今までは、ホームセンターで堆肥を購入していたのですが。

刈り取った雑草を使って堆肥作りしていこうと思います。

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