アジサイ(紫陽花)の育て方


アジサイ(紫陽花)
といえば、梅雨の季節を象徴する花ですね。アジサイのほとんどは日本に自生するガクアジサイやヤマアジサイの変種か、あるいは園芸品種です。基本的にはガクアジサイですが、手まり咲きや八重咲きなど花形も変化に富み、花の色も青・紫・赤・桃・白などがあります。



アジサイは一見すると小さな花が密生して半球形の花を形成しているように見えます。しかし、青やピンクの色がついているのは花を守るガクという部分で、その中心にある小さな点が花になります。

アジサイの色は地質によって異なり、土壌が酸性だと青色が強くアルカリ性だと赤色が強くなるという性質があります。

アジサイは元々、半日陰で湿気の多い所に自生している植物なので、木蔭や建物の影などやや湿りがちな場所を好みます。しかし、極端な日陰や加湿の所では草丈は徒長したり根腐れの原因になります。また、日当たりの良い場所であっても、常に水やりができるのであれば株も強く花色も良いものになります。その場合は、あまり草丈が長くなりません。

アジサイは丈夫なので庭木が育つ土なら問題はありません。強いていえば、やや粘土質の多い土に、腐葉土などの有機質が含まれた酸性寄りの土が適しているといえます。植えつけは、2〜3月と11〜12月が適期です。植える穴を大きめに掘って堆肥や腐葉土をすきこんで高めに植えつけます。

肥料は、お礼肥といって花が終わった後と12〜2月頃の寒肥、年に2回、与えます。油粕6 骨粉3 化成肥料1くらいの割合で株のまわりの土にすき込みます。枝が徒長するので余り多く与えないほうがよいかもしれません。

アジサイは、株分けと挿し木が増やすことができます。株分けは2月中旬〜3月と11〜12月頃にします。挿し木は、6〜7月上旬に今年生の枝を2節(6〜8cmくらい)、切り取って土にさします。湿度の保てるとこなら、直接路地にさしても、プランターでも、日陰にしてやれば充分つきます。最初からは肥料は加えないこと、根がでる1ヶ月ぐらいは日陰にして乾かさないように水やりを充分にすることがポイントです。

アジサイは特に注意する病虫害は少ないですが、ハダニがつくこともあります。緑の葉が、まだら状に黄褐色になり、しだいに赤褐色になるようならハダニが原因と考えられます。早めに殺ダニ剤で駆除します。

アジサイは 年々新梢の頂部に花をつけます。新芽と、今年の開花枝の2〜4節目の腋芽が9〜10月に花芽となります。花後早め7月中に花を切り詰めても(下から2番目の節より上部まで)、翌年も開花するはずです。同時に整枝の剪定にもなります。株全体を小柄にしたい時や形を変えたい時には花を1年あきらめて3〜4月ころ強く剪定します。

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