ユリ(百合)の育て方 球根の楽しみ
ユリ(百合)は10月が定植の時期です。ユリは難しそうと思われがちですが、ちょっとした工夫できれいな花を何年も楽しむことができる植物です。日当たりを好む種類と、強い光を嫌い半日陰を好む種類に分かれます。
強い甘い香りの花が咲く「カサブランカ」に代表されるオリエンタル系のユリは半日陰に、カラフルなアジアティック系のユリは通風と日当たりのいい場所に植えます。どちらも、排水が悪いと根腐れを起こすので注意が必要です。
植え付けには、腐葉土を多く含む腐植質の土が適しています。植え付ける10日位前に、苦土石灰、腐葉土、化成肥料を適宜すき込んでおくとよいでしょう。球根は、球根の大きさの3個分の深さまで掘り下げて植えます。球根と球根の間は、球根の大きさの3個分ずつ離します。
ユリの品種にもよりますが、秋に植え付けた球根は翌春2〜4月に芽が出ます。芽が出たら、すぐに緩効性の肥料を10個(大粒)ほどと、浸透性殺虫剤、1、2グラムを株元に施します。つぼみが出る前の芽にはアブラムシが付きやすいので、見つけ次第、エアゾール式殺虫剤を芽から30cmくらい離して掛けると簡単に防除できます。強風対策として、つぼみが直径約1cmになったら支柱を立てておくといいでしょう。
支柱を立てるころに緩効性肥料の追肥と殺虫剤を春同様に施します。開花後は、落ちた花びらが腐って葉が部分的に茶色くなる葉枯病の原因となるほか、種ができて球根が消耗するので咲き終わった花は摘むようにします。
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