ダリアの育て方
ダリアはキク科の春植え球根です。球根性の植物ですが、種をまいて育てる品種もあります。ダリアの品種はたいへん多く、花の大きさは2cmくらいの小輪から、30cmを越える巨大輪まであります。花型もいろいろで、八重咲き、シングル咲き、ポンポン咲きなどバラエティーに富んでいます。草丈も30cmくらい低いものから、数mの高さのものまで。そして花色は、青を除いて全ての色がそろうほど豊富です。

また、「皇帝ダリア」という背丈が4mにも達する品種もあります。「皇帝ダリア」は樹木のように見えることから「ツリーダリア(木立ダリア)」の別名を持っています。
ダリアは種まき、球根の植え付けともに3〜4月に行ないますが、寒さに弱いので、遅霜の心配がなくなってから植え付けるようにします。
ダリアは球根の付け根が少し膨らんでいます。ダリアの芽(発芽点)は、この膨らんだ部分についているので、球根だけ切り分けても、芽がでません。前の年に掘り上げた球根を分球する時は、この部分をつけて切り分けます。4月頃には芽が成長し確認し易いので、その頃に植えると良いでしょう。
花壇に植える時は、苦土石灰と腐葉土などを土と良く混ぜて1週間ほど、なじませてから植えると良いでしょう。元肥も忘れずにすきこみます。10cm位の深さに、芽が中心になるよう、発芽部を上にして植え付けます。
水やりは土の表面が乾いてからたっぷりと与えます。ダリアは、あまり頻繁に水を与えると球根が腐ることがあります。葉には水をかけても大丈夫ですが、花や蕾には水をかけないようにしましょう。カビが生えて駄目になってしまうこともあります。
ダリアは真夏の暑さは苦手です。7〜10月ごろまでの長い花期を維持するには、夏を無事に過ごさせることがポイントになります。真夏の暑い時期には、夕方から夜にかけて、ホースに蓮口をつけてダリアの葉裏に水がかかるようにたっぷりと水を与えます。株を冷やすとともに、夏に発生しやすい葉ダニを退治する効果が期待できます。鉢植えなら日陰に移動させ、直射日光が株元に当たるのを防ぎます。
植え付けから1〜2ヶ月後には、植え付け時に施した肥料の効き目が薄れてくるので、そのころから追肥をします。肥料は緩効性肥料の置き肥を月に1回置くようにします。
花が枯れて汚くなるため、枯れはじめたら花の付け根から切り取ります。ダリアの茎は空洞なため、中途半端な位置で切ったりしてしまうと、そこから雨水が入り、腐ってしまうことがあります。
秋になって地上部分が枯れたら株元から切り取ります。ダリアは暖かい地方では、そのまま霜に当てないような場所で越冬できます。寒冷地では球根を堀りあげて、土を落とし乾燥させて保管します。段ボール箱にモミガラか新聞紙で厚めに包むなどして5℃くらいの所に置きます。
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