センリョウ(千両)・マンリョウ(万両)の育て方
センリョウ(千両)とマンリョウ(万両)は、お正月が近づくとよく見かけるようになりますね。縁起の良い木なので、鉢植えとして飾られる方も多いです。
センリョウとマンリョウは、もともと日本の南部のやぶにはえる木で、寒さに強いので冬に育てやすいという特徴があります。センリョウはセンリョウ科に属し、マンリョウはヤブコウジ科に属する木です。センリョウとマンリョウはどちらも赤くて丸い実がなるので、区別がつきにくいと思ったことはありませんか。しかし、2つを並べてみれば、違いはすぐに分かります。センリョウとマンリョウは実のつき方の違いで見分けることができるのです。
マンリョウは枝から下に向かって実をつけます。

センリョウは枝の上に実をつけます。
センリョウとマンリョウは鉢植えをお正月に飾った後も、手入れ次第では長い期間、鮮やかな赤い実をつけていてくれます。
鉢を置く場所は外からの明るい日が入る玄関や縁側など、できるだけ暖房をしていない場所を選びましょう。暖房した部屋に置くと、実がしなびてしまうことがあります。凍らない程度に温度の低い場所に置いた方が、美しい実を長持ちさせられます。
戸外に置く場合には、霜や寒風があたらない場所に置きますが、野鳥に実を食べられてしまうことがあるので気をつけます。
春になったら鉢を外に出し、化成肥料を春から秋まで少量ずつ与えます。1年間を通じて、半日陰に置いて充分に水を与えます。特にセンリョウは乾燥が苦手で、日の当たる乾燥した場所に置くと、葉の緑がうすくなり、実もならなくなるので気をつけます。
植え替えや植え付けは8月下旬〜9月ごろ、4〜5月が適期です。鉢植えで冬越ししてから、春に庭に植えるのが良いでしょう。連作障害が起こり易いので、植え替えの時は同じ鉢や用土の使用は避ける、植え付けの時は同じ場所には植えない、といった注意が必要です。半日陰の水はけの良い肥沃な土壌に植えます。
マンリョウは剪定をしないで放任して育てても自然な樹形になるので剪定は特に必要ありません。センリョウは枝先に開花・結実するので切り戻し剪定は控えます。
一昨年の正月にマンリョウの鉢植えを家族の者が買ってきました。玄関に置いていたのですが、夏になっても、まだ実が落ちません。いつまでも実をつけたままで落とさなくてよいのかな?と思ってしまいました。更にそのまま放っておいたら秋まで落ちないで頑張っていました。さすがに実はしなびてきましたが…。
ネットで調べてみるとセンリョウ、マンリョウともに実を落としてやる必要はないらしいです。マンリョウの実は落とさないと長い期間実がついたままだそうですが、生育に悪い影響はないとのこと。
ずっと室内に置きっぱなしでしたが葉も枯れてきたので、もうダメかなと外に出しておいたら新しい葉が出て元気になりました。さすがに花は咲きませんでしたが。来年は植え替えして肥料も与えて、実がなるようにきちんと手入れしてみたいと考えています。
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