エキナセアの特徴と育て方!苗の植え付け時期と方法は?

エキナセアの花

エキナセアは初夏から秋まで長い期間花を咲かせてくれる植物です。

特徴と種類、育て方、ハーブとしての効能を紹介します。

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エキナセアの特徴と種類

エキナセアの花

エキナセアは、北アメリカが原産地、キク科の多年草です。

和名は、ムラサキバレンギク(紫馬簾菊)。

別名、パープルコーンフラワーとも呼ばれます。

草丈:30~100cm
開花時期:6月中旬~9月下旬
花色:赤・ピンク・オレンジ・黄・白など

花の中心がクリのイガのようなユニークな形をしているのが特徴的です。

夏の暑い時期でも元気よく花を咲かせるので夏花壇に欠かせない花のひとつです。

開花期が長いので春から秋まで絶えず花を咲かせたい場合には一株あると重宝します。

暑さにも寒さにも強く丈夫なので初心者にもおすすめです。

種類

北アメリカに9種があり、一番多く栽培されているのはムラサキバレンギクと呼ばれるプルプレア種です。

ほかには、アングスティフォリア種やテネセーンシス種、パラドクサ種などがあります。

効能

薬用ハーブの代表選手と呼ばれるほど薬効がある植物です。

免疫力を高める働きに優れていて風邪やインフルエンザを予防できるといわれています。

抗アレルギー作用もあり、花粉症やアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎などの緩和に効果があると言われています。

下痢の症状や傷にもいいと言われ治りにくい傷には外用として使用できるそうです。

根や地上部の葉茎はハーブティーとして使います。

ハーブティーやサプリメントも販売されています。

注)一般に出回っているエキナセアは観賞用なのでハーブとしての効能は期待できません。

ハーブとして使う場合はハーブ専門店などで品種を確認して購入してください。

エキナセアの育て方

エキナセアの花

暑さにも寒さにも強く寒冷地では植えっぱなしでも大丈夫です。

日当たりと水はけのよいところで育てましょう。

苗から育てるのが一般的で植え付け適期は4~5月と9月末~10月ころです。

地植えで複数の苗を植え付けるときは間隔を20~30cmほどあけます。

咲き終わった花は早めに取り除いておきましょう。

花後、冬になると地上部は枯れてしまうので枯れた部分を刈り取っておきます。

水やり

地植えの場合は、ほとんど必要ありません。

鉢植えの場合は、土が乾いたらたっぷりと与えます。

肥料

エキナセアはほとんど肥料を必要としません。

肥料を与えすぎると株が弱って花つきが悪くなるので注意しましょう。

生育が悪い場合と感じられる場合は液体肥料を1週間に1度を目安に与えます。

病害虫

特にありません。

ただし、梅雨や秋の長雨の時期などに灰色カビ病、夏の乾燥する時期にはうどんこ病が発生することがあります。

増やし方

種蒔きと株分けで増やすことができます。

適期は春と秋です。

エキナセアの栽培記録【苗の植え付け】

エキナセアの苗

秋は株分け、植え替えで忙しい時期ですね。

9月下旬、増えすぎて植える場所がないからと実家からエキナセア(エキナセア ルビンスタイン)の苗をもらいました。

寒さに強くて肥料なしでも、よく育つといわれましたが…。

エキナセアって、はじめて名前をきいた植物です。

どんな植物なのか?と気になったので今回、特徴や育て方を調べてみました。

早速、庭の空いている場所に植え付けました。

本格的な寒さがやってくるまでには、あと1ヶ月ほどあります。

しっかり根付いて、来年たくさんの花が咲いてくれるといいですね。

【追記】
エキナセア ルビンスタインの花

翌年の開花状況です。

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