落ち葉掃除に使う道具の選び方【場所別】

庭の落ち葉

秋の庭仕事で面倒なのが落ち葉掃除。

「砂利の隙間に落ち葉が入り込んで掃除に時間がかかる」

「かがんで落ち葉掃きをしていると腰が痛くなる」

このような悩みの解決に役立つ道具について調べたことをまとめました。

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落ち葉掃除に使う道具の選び方【場所別】

落ち葉の山

砂利の上、庭、コンクリートなど地面の状態によって適した道具は違います。

場所に合った道具を使うと手間のかかる落ち葉掃除が簡単にでき、掃除の時間を短くすることが可能です。

砂利の上/ブロワー

砂利の上の落ち葉
ブロワーとは風を出す電動工具の一種です。

砂利は重いので飛ぶことはありません。

軽い落ち葉だけを吹き飛ばして集めることができます。

風を出すだけでなく
・掃除機のように吸い込む機能(ブロワバキューム)
・吸い込んだ葉を粉砕する機能
が付いている製品もあります。

粉砕する機能付きのタイプならゴミのかさを減らすこともできます。

動力源としては
・電気を使うタイプ(充電式とAC電源式)
・ガソリンを使うタイプ(エンジン式)
に分けることができます。

ブロワー
電気を使うタイプは小型軽量なものが多く女性でも扱いやすいです。

【充電式のメリット】
・コードレスなので移動がしやすく使い勝手が良い
【充電式のデメリット】
・AC電源式に比べるとパワーが弱い
・AC電源式に比べるとバッテリーの分だけ重い
・連続して使える時間が短い

【AC電源式のメリット】
・バッテリー切れの心配がない
・長時間使うことが可能
【AC電源式のデメリット】
・広い場所で使う場合は延長コードが必要

ブロワー
【エンジン式のメリット】
・非常に強い風を出すことができる
・エンジン部分を背負って使用するので両手が自由に使える
・手で持つ部分が軽いので手や腕にかかる負担を減らすことができる
・畑や公園など広い場所での落ち葉掃除向き

【エンジン式のデメリット】
・大型の製品が多く燃料も入っているので重い
・操作音が大きい

庭/竹ほうき

竹ほうき
竹ほうきは、細い竹を束ねて作られたものです。

とても丈夫で、硬い土、アスファルト、コンクリートの掃き掃除にピッタリ。

力をこめるというよりは、地面を撫でるように掃くのがポイントです。

玄関・ベランダ/シダほうき

シダほうき
全長70~85cmの短柄のシダほうきは昔から親しまれている一般的なホウキ。

玄関先やベランダなどでちり取りと一緒に使うのに適しています。

植物繊維の赤シダと黒シダ、化学繊維を使ったものがあります。

【赤シダほうき】
・繊維が太くコシが強い
・小石などの少し大きなゴミを掃くのに適している
・水に弱いので水まわりでは使わないほうがよい

【黒シダほうき】
・繊維が細くしなやかでコシは弱め
・砂ホコリなどの小さなゴミを掃くのに適している
・水に強く丈夫

化繊ほうき
【化繊ほうき】
・化学繊維を使用
・コシが強い
・水に濡れても平気

長い柄のほうきで落ち葉掃除の腰痛を予防する

集めた落ち葉

落ち葉掃除をしていると腰が痛くてつらいという場合、
ほうきの柄の長さが自分にあっていないことが原因かもしれません。

一般に販売されているのは1m未満の短い柄のほうきが多いです。

・柄の短いほうきで掃き掃除をすると前かがみになる
・前かがみや中腰は腰に負担がかかり腰が痛くなりやすい
・柄の長いほうきを使うと前かがみにならずに掃除ができる

短い柄のほうきは玄関など狭い場所では使い勝手がよいかもしれません。

しかし、腰痛予防には前かがみの姿勢を避けることが大切です。

腰の痛みが気になるなら立ったまま使える柄が長いほうきを選びましょう。

「ちりとり」も柄が長いものがおススメです。

さいごに

落ち葉

・砂利の間に挟まった落ち葉が取れない
・落ち葉掃きをしていると腰が痛くなる

我が家には落ち葉掃除が必要な落葉樹はありません。

ですが、街路樹の落ち葉が玄関や駐車場に溜まるので掃除は必要です。

というわけで落ち葉掃除するときの悩みを解決する方法について調べたことをまとめました。

解決策は以下の通り。
・砂利の上の落ち葉はブロワーで吹き飛ばして集める
・腰痛対策には腰を曲げずに掃除ができる長柄のほうきを使う

長年、短い柄のシダほうきを使っています。

庭の落ち葉も砂利の上の落ち葉も玄関先の細かいゴミも、これ1本。

若い時はそれほど大変だとは思わなかったのですが。

高齢になるにつれ腰に痛みを感じることが増えました。

長い柄のほうきとブロワーの購入を検討中です。

じつは、
「肥料になるから、このまま積もらせておいてもいいのでは?」と思ったことがありました。

ところが、掃除しないで積もらせておくのはデメリットが大きいそうです。

落ち葉の下は害虫の絶好の越冬場所になるのだとか。

落ち葉を分解する生物の中にはシロアリも含まれるそうです。

シロアリ被害予防のためにも落ち葉が溜まっている状態は避けたいものですね。

集めた落ち葉で腐葉土を作ればゴミも減って一石二鳥。試してみるのもよいかもしれません。

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