夏菊が大きく育たない!生育不良の原因と対策は?【2013年 栽培記録】

夏咲き菊2022

8月咲きスプレー菊を庭で育てていますが、なかなか大きく育ってくれません。

開花時期が近づいてきましたが、このままでは花が咲かない可能性が高いです。

生育不良の原因と対策について調べたことをまとめました。

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夏菊が大きく育たない原因と対策

2013年 スプレー菊

一般的に、生育が悪くなる原因としては次のようなことが考えられます。

日光不足

菊は日当たりがよい場所を好む植物なので日照時間が短いと成長が悪くなります。

鉢植えの場合は日当たりの良い場所へ移動。

地植えでは、他の植物の陰になって十分に日光が当たっていないこともあるかもしれません。

肥料不足

栄養分が足りない土壌では生育が悪く成長しません。

適正量の肥料を与える必要があります。

水の与え過ぎ

鉢植えの場合は水の与え過ぎで根腐れを起こすこともあります。

連作障害

連作とは同じ場所に同じ植物を育てることです。

植物によっては連作すると生育が悪くなることがあり、これを連作障害といいます。

野菜ではナス科、ウリ科、マメ科、アブラナ科の野菜は連作障害を起こしやすいので注意が必要です。

菊の場合も植えたまま毎年同じ場所で開花させると連作障害を起こすといわれています。

対策としては、別の場所へ株分けして植え替える、挿し芽をして新しく苗を作って植え替えるという方法があります。

ただし、家庭で育てている場合で同じ場所で問題なく育っていることもありますよね。

そんな時は無理に場所を変える必要はないのかもしれません。

※連作障害について書いています。
↓ ↓ ↓
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8月咲きスプレー菊の栽培記録【2013年】

※東北地方北部で栽培
2012年 スプレー菊

今年は、8月咲きスプレー菊の生育が悪かったです。

原因を知るために過去の記録を見直してみました。

【2011年】
5月にポット苗を購入(黄色、白、ピンクの3品種を1株ずつ)。鉢に植え付ける。

7月末にはツボミがつき、8月中旬には開花。

摘芯を忘れたため草丈が高くなる(1メートル以上)。

【2012年】
鉢植えから地植えに変更する。

8月2日は小さいながらもツボミを確認。

9月中旬に開花。

昨年と同じように摘芯するのを忘れたので草丈は1メートル以上。

【2013年】
3品種すべてが、大きくなりません!

8月1日時点で草丈は20センチ程度。ツボミは見当たりません。

しかし、8月下旬になると黄色の品種はグングン伸び始め花を咲かせてくれました。

キクの花
白花の品種は草丈が低いままで花がひとつだけ開花。

ピンクの品種にいたっては枯れてしまいました。

今の場所で育てるのは2年目。連作障害といえるほど続けているわけではないと思うのですが…。

昔から地植えで育てている秋咲きの小菊はずっと同じ場所で問題なく咲いています。

一方、ここ数年の間に購入した夏咲きスプレー菊と小菊は、年によって、大きく育つ時と上手く育たない時があるのが不思議です。

連作障害の可能性もありますが、毎年、植える場所を変えるのは面倒。

来年も同じ場所で育てるつもりなので植え付け前に腐葉土や堆肥を多めにすきこんでみようと思っています。

【追記】
翌年以降、8月咲きスプレー菊は復活して毎年花を咲かせています。

今年の生育不良の原因は何だったのでしょうね?

さいごに

2013年に起きた8月咲きスプレー菊の生育不良の原因と対策について調べたことをまとめました。

ちなみに、菊を育てるようになって数年経ちますが、今まで摘芯をしたことがありません。

理由は二つ。
・芽先を摘み取ると花が咲かなくなってしまう気がする
・摘芯の適期が分からない

草丈を低く抑えるために今年こそは!と意気込んでいたのですが。

大きく育たないので、空振りに終わってしまいました。

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キク
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