モントブレチア(クロコスミア)の育て方

モントブレチア(クロコスミア)は、南アフリカ原産のアヤメ科クロコスミア属の球根植物です。

ヒメヒオウギスイセン(姫檜扇水仙)という別名もあります。

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ヨーロッパで園芸品種として改良され、日本には明治の中ごろに入ってきました。

花壇などでよく栽培され、花もちがよく切り花にも利用されます。お盆に欠かせない仏前花として使われることも。2分咲きくらいのものを切り取って飾ると10日間くらいは花を楽しむことができます。

モントブレチアは、繁殖力が旺盛で野生化したものが道端や駐車場脇などで咲いていることも多いです。

草丈は50~80cm。開花時期は7~8月で茎の先端に穂状の花を咲かせます。花の色は朱赤色のものが多いですが、黄色の花を咲かせる品種もあります。

暑さにも寒さにも強く、丈夫で植えっぱなしでもよく育つのでガーデニング初心者にもオススメの植物です。

モントブレチア(クロコスミア)の育て方

ヒメヒオウギスイセン
※7月中旬のツボミ

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※7月下旬のツボミ

モントブレチアは日当たりの良い場所を好みますが、半日陰でもよく育ちます。

水はけが良ければ土質は特に選びません。鉢植えにする場合は赤玉土7:腐葉土3の割合で混ぜた土を使用します。

植え付けは3~5月が適期です。

球根は、庭植えの場合、深さ5cm、間隔20cmで植え付けます。

球根は各節から地中を横に這う茎を何本か伸ばして、それぞれの先端に新しい球根をつくります。毎年、球根がどんどん増えていくので植え付けの間隔は十分に余裕をもたせます。

鉢植えの場合は7号鉢(直径21cm)に10球前後を目安にします。

水やりは、地植えなら極端に乾くとき以外は必要ありません。鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。

肥料は植え付け前にゆっくりと効くタイプの粒状肥料を混ぜ込んでおきます。肥料を吸う力が強いので与える量は少なめにします。

株が混み合って花数が少なくなってきたら植え替えします。3年に1回くらいでよいでしょう。

秋には地上部が枯れるので、掘り上げるか霜よけをします。掘り上げた球根は、風通しのよい日陰で乾燥させ、凍らない場所で保存します。

病害虫は特にありません。

モントブレチア(クロコスミア)を育てた感想

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モントブレチアは、夏の暑さに負けず元気に咲いてくれるので好きな花のひとつ。群生して咲いている状態は見ごたえがありますね。

庭で育てていますが、放置状態でも問題なく育ち、手間がかかりません。

とにかく丈夫でよく増えます。いつの間にか隣に植えている植物の間から芽が出てきたりということもよくあります。

5年くらい植え替えしないでも花は咲きますが、3年おきくらいにしたほうが作業はしやすいです。

長く放置すると、球根の上にさらに新しい球根ができて盛り上がり、団子状態になってしまうため、掘り起こして球根を分ける時に手間がかかります。

耐寒性はかなり強いです。青森県で、冬は-5℃以下、積雪量が1メートルを超える地域でも、防寒対策をしなくても問題なく冬越しできます。

別名のヒメヒオウギスイセンは漢字で「姫檜扇水仙」と書きます。葉の付き方が檜扇(ひおうぎ)のようで、花は水仙に似たヒオウギズイセンより小型と言う事から名の由来が来ているそうです。

姫緋扇水仙とも書くこともあるようですが、こちらは花の色から「緋」という文字が使われたのかもしれませんね。