宿根アスターの特徴と育て方

宿根アスター

宿根アスターは野菊のような小振りの花をたくさん咲かせる植物です。

今回は宿根アスターの特徴と育て方のポイントを紹介します。

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宿根アスターの特徴

宿根アスター

宿根アスターとはキク科アスター属の宿根草の総称です。

クジャクアスター、ユウゼンギク、シオンなどの品種があります。

これとは別に、エゾギクと呼ばれるアスターもあります。

エゾギクは同じアスターという名前は付きますがキク科エゾギク(カリステファス)属の1年草で宿根アスターとは別種の植物です。

宿根アスターの開花期は、6月~10月。

花色は白、紫、ピンク、赤、青。

小振りの花が一面に咲き、満開になると花で株が埋まるくらいになります。

草丈は、鉢植えにできる小さなものから1mを越す大型のものまで様々です。

一重咲きの他、八重咲き品種も販売されています。

宿根アスターの育て方

日当たりと水はけのよい場所で育てます。

夏も日よけなどは必要ありません。

日当たりが悪いと徒長して花付きが悪くなります。

秋になって地上部が枯れたら株元から5㎝程度の高さに切っておきましょう。

水やり

庭植えの場合は、特に必要ありません。

鉢植えの場合は、表土が乾いたら十分に与えます。

肥料

庭植えの場合、元肥として緩効性化成肥料を用土に混ぜておきます。

鉢植えの場合は、生育期の5月~9月の間に、2000倍に薄めた液体肥料を1ヵ月に2回程度与えるか、春と秋に緩効性化成肥料の置き肥をします。

切り戻し

梅雨に入る頃に草丈の1/3~1/2の位置で切り戻すと草丈を低く仕上げられます。

植え替え

植え替えの適期は2月~3月です。

生育旺盛で根詰まりを起こしやすいので鉢植えの場合は、毎年の植え替えが必要です。

一回り大きな鉢に植え替えるか株分けをします。

庭植えの場合は、3~4年に一度、株分けを兼ねて植え替えを行います。

宿根アスターの栽培記録

宿根アスター

秋に八重咲アスターの苗をもらいました。

増えすぎて株分けしたのだそうです。

育て方をチェックしようと思って「アスター」で調べてみたら、クジャクアスター、宿根アスター、ガーデンアスターと色々な名前がでてきます。

写真をみると同じ植物でも別名で表示されていたりするので分かりにくいですね。

こんな風に、もらい物の植物は正式な名前が分からないってこと多々あります。

今回、もらった苗は八重咲きクジャクアスターか八重咲き宿根アスターじゃないかと思っています。

草丈は1mくらいにはなるそうです。

とりあえず、水はけがよくて、日光が半日以上当たる場所に植えれば大丈夫でしょうね。

来年、花が咲くのが楽しみです。

【追記】
雪国に住んでいますが特に防寒対策をしなくても冬越しできました。

特に手入れもせずに放っておいたのですが初夏に花が咲きました。

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