カタクリの育て方

カタクリ(片栗)は、ユリ科の球根性多年草です。

山里のやや明るい林の下などに群生することが多い代表的な野草の一つです。

花が籠を傾けたように咲くことから片籠(かたかご)の花と呼ばれ、それが次第に変化してカタクリと呼ばれるようになったと言われています。

また、根の鱗片が栗の片割れに似ていることから、片栗と呼ばれるようになったとも言われています。

カタクリは、落葉樹の新緑が茂る前、早春の雪解けとともに紅紫色の花を咲かせます。

そして、5月上旬頃、新緑が生い茂り日光が当たらなくなるまでに結実し、葉や茎の地上部は枯れて休眠に入ります。

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育てるには、自生している場所と同じような環境にしてあげることがポイント。

落葉樹などの下草として自生していることが多いので、秋~春には日が当たり、葉が枯れて球根だけの状態になる初夏~秋には日陰になる場所が適しています。

適度な湿気のある腐葉土質の土に植えます。

初心者には、地植えはちょっと難しいと聞いたことがあります。

春には苗が売られますが、鉢植えで育てたほうがよいかもしれません。

自生のカタクリの鱗茎はかなり深い所にあります。鉢は深鉢を使ったほうがよいようです。

風通しの良い場所に置きます。夏の暑さに大変弱いので、西日が当たらないように注意します。

やや湿り気味の土を好みますが、過湿にすると球根が腐ってしまいます。

水やりは、土が乾いてきたら与えましょう。花には、直接水がかからないよう株元に与えます。

肥料は葉の出ている間はうすい液肥を与えます。

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カタクリは全草、無駄なく食べることができます。スーパーで山菜として売られていることもありますね。

花はさっと茹でて三杯酢に、葉は天ぷらやおひたし、和え物にして食べます。

根からはデンプンが採れます。

子供の頃、カタクリの根(鱗茎)からはデンプンが採れ、これが本物の片栗粉だと教わったものです。最も、現在片栗粉として売られているもののほとんどはジャガイモから抽出したデンプン粉ですが。

カタクリのように春を告げる花を「スプリング・エフェメラル」と呼ぶそうです。春の妖精と表現されることもあります。

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我が家にも名前は分からないけれど「スプリング・エフェメラル」っぽいのがあるな~と思って、検索してみたところ…。

どうやらキクザキイチゲのようです。キクザキイチゲは、まさにスプリング・エフェメラルの一種だということ。

アズマイチゲという似た種があるのですが、葉で区別できるそうです。あと1ヶ月ほどしたら確認できるでしょう。

長い間、名無しの存在で気になっていたのですが、これでスッキリできそうです。

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