鉢植えのコニファーが枯れる!夏越しのポイントと冬の管理

コニファー

コニファーは常緑なので冬も楽しめ、庭木や寄せ植え、クリスマスツリーなどに使われる人気の植物ですね。

寒さには強いですが、夏の暑さには弱く枯れてしまうことも多いといわれています。

鉢植えのコニファーを冬に室内で管理するときに気をつけたいこと、夏越しの注意点など紹介します。

コニファーとは|特徴と種類

英語で「針葉樹」全体を意味します。

一般には、ヨーロッパから入ってきた園芸用や観賞用の品種をコニファーと呼んでいます。

たくさんの品種があるため、木の高さや形、葉色はさまざま。

木の高さは、シンボルツリーとなるような高木からグランドカバーとして利用できる低木まであります。

大きさで分けると次のようになります。
・常緑低木
・常緑低中木
・常緑中木
・常緑中高木
・常緑高木

樹形は、まっすぐのびて円錐形になるものや、こんもりと生い茂るものなど。

葉色は、新緑、ブルー系、灰色系、白銀系、青灰、濃緑、黄金、黄緑など多彩です。

シンボルツリーや街路樹、寄せ植え、クリスマスツリーやリースの材料などに様々な用途に使われています。

冬になっても葉が落ちることがないので寒い季節でも庭が寂しくなりません。

なので、北米の気温の低い地域では家庭の庭には必ずといっていいほどコニファーが植えられているそうですよ。

また、英国風の庭でも必ずと言っていいほどコニファーは庭に植えられているそうです。

日本でも洋風の庭の生垣に使われることが多いですね。

園芸店などで販売されているコニファーの中には、初心者が育てるには難しいものや日本の環境に合わないものもあります。

育てやすい種類としてはスギ、サワラ、ニオイヒバ、ビャクシン類、イチイなどがあります。

代表的なコニファーの品種
◆ゴールドクレスト
人気の高い品種です。クリスマスツリーの木として使われることも多いですね。
日本の気候に合わないため、すぐに枯れてしまうことが多いといわれる品種です。

◆ウィルマ
ゴールドクレストの小型の品種です。人気がありますがゴールドクレストと同じように日本の気候には適していません。

◆ブルーヘヴン
ブルー系の代表品種。庭のシンボルツリーとして人気ですが寒さに弱く管理がむずかしいといわれています。

◆エレガンテシマ
比較的育てやすい品種です。庭木に向いています。

◆ヨーロッパゴールド
季節ごとに葉の色が変化します。耐寒性が比較的強く寒い地方でも栽培できます。
室内栽培には向きません。

◆パープルフェザー
冬期に葉が赤紫色に変わります。日本の気候に合うので育てやすいといわれています。

◆ドイツトウヒ
クリスマスに飾るモミの木と似ています。室内での栽培には向きません。

コニファーとポインセチア

コニファーの鉢植えの育て方

日当たりの良い場所を好みます。窓際など明るく風通しの良い場所に置きましょう。

できれば、室内よりもベランダや玄関先のような室外の方が良いです。

水やりは、土が乾いたらたっぷりと与えるようにします。

肥料は、春と秋に化成肥料を株元に施します。

鉢植えの場合、植え替えの目安は鉢底から根が伸びはみだした時です。

一回り大きいサイズの鉢へ植え替えをします。用土は市販の観葉植物用の土がよいでしょう。

乾燥するとハダニやカイガラムシが発生することがあります。見つけ次第薬剤を散布して駆除します。

剪定について
コニファーは自然の状態でも比較的美しい樹形を保つといわれます。

しかし、美しい状態を維持したいと思ったら剪定が必要です。

剪定は、ハサミを使わずに手で葉をちぎるのがポイント。
こまめに先端の伸びた部分を取り除きます。大きく刈り込んでも大丈夫な時期は3~4月になりますが、剪定ばさみはセラミック製を使いましょう。

これ以上、大きくしたくないという場合は、樹木の頂点部分を摘んでしまいます。こうする事で、上に伸びていくのを防ぐことができます。

暑さに弱いため、真夏は剪定を行わないようにします。

夏越しと冬越しで注意したい点

【夏越し】
温多湿に弱いので日本の夏に適応できず枯れてしまうことがあります。
できるだけ、風通しの良い涼しい場所に置くようにしましょう。

【冬越し】
寒さには強いので特に防寒対策は必要ありません。

しかし、冬の室内は乾燥しがちなので気をつけましょう。
乾燥に弱く水切れするとすぐに枯れてしまいます。
用土が乾いたらたっぷり水を与えますが。水の与えすぎは根腐れの原因になるので注意が必要です。

まとめ

暖かいところで育つイトスギ属や寒い地方で育つモミ属など、コニファーは種類によって適した環境が異なります。

寒さには強いのですが、高温多湿に弱く日本の気候には合わない品種も多いのです。

購入するときは、自分が住んでいる地域にあった品種を選ぶことが大切といえるでしょう。

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