堆肥の作り方


堆肥というのは、稲わらや家畜のふんなどの有機物を、微生物の力で分解させたものです。

わらやふんには植物に必要な養分がたくさん含まれていますが、そのままの状態で土に加えると、有機酸のような有害な物質が含まれていたり、微生物が急激に活動することで必要な養分が奪われてしまったりして、かえって生育を阻害することがあります。

これを避け、うまく機能させるため、一度分解して堆肥に変えてから使います。

堆肥を使う理由

堆肥を施すと、保水力が高まって植物が水分を吸収しやすくなります。

同時に土中に適度なすき間もできて排水性が高まるほか、通気もよくなるなど、土づくりに堆肥は欠かせないものです。

ただし、堆肥だけでは、肥料成分は十分ではありません。植物を育てるには、これとは別の肥料を施します。

堆肥を使うのは、土を栽培に適した状態にするためです。

堆肥の作り方

堆肥は庭でも、ベランダでも作れます。庭にスペースがあれば、あいている一隅で作ってもよいです。

コンポスターという市販の容器を使うと、においの問題が解消できるので便利です。

ベランダで作るのであれば、生ゴミ処理機として各種のものが市販されているので、それを使ってもよいですし、機械を使わなくても時間をかければ、ペットボトルや発泡スチロールの空き箱を利用して作ることができます。

コンポスターや生ゴミ処理機は、購入の補助金制度がある自治体もあります。

堆肥の材料

堆肥となる材料には、身の回りのものが使えます。

家庭から出る生ゴミのほかにも、居間に飾られた生け花や書き損じて丸めてしまった紙も使えます。

雑草や落ち葉、咲き終わった草花、剪定で切り落とした枝など、ペットのふんも利用できます。

集めた材料は発酵させますが、まずはそれらを容器に入れるか、屋外に積み重ねておきます。

庭が広い家ならそのままブロックや板を使って内径50センチ以上の広さで囲います。形は円筒か立方体に近い形にし、材料から出る熱を逃がさないようにします。

庭が狭い場合やベランダしかない場合は、底と側面に直径5ミリほどの穴をあけたポリバケツを利用します。

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