アヤメ・ハナショウブ・カキツバタの見分け方

アヤメ

アヤメ


アヤメ・ハナショウブ・カキツバタの違いは分かりにくいものですね。「いずれがあやめかきつばた」という言葉がありますが、初心者には見分けは難しいのではないでしょうか。

菖蒲(ショウブ)園に咲いている花は、ショウブの花ではなく、ハナショウブ。ハナショウブは、アヤメと同じアヤメ科の植物です。カキツバタもアヤメ科です。アヤメ・ハナショウブ・カキツバタ、この3つの花はよく似ていますが、違いは花びらにあります。

簡単にいうと、花びらの基のところに、アヤメは網目状の模様が、カキツバタは白、ハナショウブは黄色、それぞれあることで区別できます。

アヤメは日本原産の代表的な宿根草で、水辺に咲いているイメージがありますが、それは全くの間違い。山間部の水はけの良いところに生えています。

ハナショウブは、湿地を好みますが少々乾いた畑でも良く育ちます。園芸植物としても種類が多く江戸系・肥後系・伊勢系などがあり、3000種ほどあると言われます。

カキツバタは水辺に生える水生植物です。カキツバタの花はアヤメが終わり、ハナショウブが咲く前の一時に咲きます。カキツバタは庭に直接植えるより、鉢植えにして水気を絶やさないように育てるとよいでしょう。

ショウブとアヤメは、漢字で書くと同じ「菖蒲」という字になりますが、この2つの植物は全く違う植物です。

5月5日、端午の節句にショウブ湯などで使われるショウブはサトイモ科の植物で、アヤメはアヤメ科の植物です。

ショウブの花は、小さな花がいくつも集まった地味な花。しかし、その葉の形がアヤメに似ていることや、古い時代には、アヤメ、アヤメグサと呼ばれていたこともあり、混同されることが多かったようです。