ミョウガ(茗荷)の育て方

ミョウガ(茗荷)は東アジアが原産のショウガ科の多年草です。

そうめんや冷奴の薬味として使われますが、他にも天ぷらや味噌汁の具、甘酢漬けなどレシピがたくさんありますね。

ミョウガは簡単に育てることができるため、自宅で栽培している方も多いのではないでしょうか?

ミョウガの苗はどこで買える?

ミョウガの根茎・苗を見かけることはあまりないかもしれません。

私は実家から根茎を分けてもらいましたが、一般的にはホームセンターなどで販売されているのではないでしょうか。

数年前、100円ショップでミョウガの根茎が売られているのをみたことがあるので、今でも販売されているかもしれないですね。

ミョウガの育て方

ミョウガは一度植えてしまえば、特に手入れをしなくても育つので初心者にも向いている野菜です。

あまり土壌を選びませんが半日陰を好み、夏の高温・乾燥を嫌います。

植える場所が決まったら、1ヶ月くらい前までに堆肥と石灰を少しまいて耕しておくと良いでしょう。

地下茎でどんどん増えていくので、地植えにするときは他の植物に影響を与えないような場所を選ぶことがポイントです。

頂芽のついた地下茎を植え付けます。適期は、3月~4月(11月でも可)で、5cm程度の深さに植えます。

苗を植える場合は6月頃がよいですが、収穫は翌年からになります。

乾燥や雑草の生えるのを防ぐために、落ち葉や稲わらなどを敷きます。

8月~9月頃になると、地下茎に花蕾ができて地上に出て開花します。

花蕾の頭が地上にでかけたところを収穫します。

一度植え付けると、3~4年は、そのまま収穫できますが、根茎が混み合ってくると収量はだんだん少なくなります。

3~4年に一度は、適当な間隔で根茎を掘り起こして空地を作るか植え替えをするとよいでしょう。

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珍しいミョウガの実

ミョウガの食べる部分はツボミが集まった花穂で、内部には開花前のつぼみが3~12個程度あるそうです。

ですから、収穫するのを忘れて放置しておくと、いつの間にか花が咲いていた、ということはよくあることです。

でも、ミョウガの実はみたことがない人が多いと思います。

2016年10月30日付の陸奥新報で、珍しいミョウガの実の写真が掲載されていました。

弘前市の「みどりの協会」によると、食用のものはツボミのうちに収穫されるため実を目にする機会が少なく、栽培者から時々問い合わせがあるそうです。それくらい珍しいものなんですね。

私は、ミョウガは花が咲いてしまえば、もう食べられないからと取ってしまいます。花後はそのまま枯れてしまうのだと思っていました。まさか、実がなるとは…。

とにかく、ミョウガの実というのは珍しいものだといえそうです。

「グッドぐんま」というサイトで紹介されていた文章を一部紹介します。
(ちなみに、群馬県は全国有数の夏ミョウガの産地だそうです。)

——ここから——-
ミョウガが実を付けるには、花が咲き、空気中の湿度が98%に保たれた状態で、虫が花粉を運ぶという条件が必要なうえ、受粉から50日もかかってやっと実がなります。

このようにミョウガは結実するための条件が厳しいので実はめったに見ることができないのです。

滅多に実を付けないような植物は増やせないのでは、という心配は無用です。ミョウガは地下茎を伸ばして増えていきます。

もちろんタネをまけば芽が出ます。
——ここまで——-

来年は、ミョウガの花が咲いたら、そのままにして実がなるかどうか様子をみるというのも楽しいかもしれませんね。

放置していてもどんどん増える我が家のミョウガ

我が家では、日当たりの悪い湿った場所にミョウガを植えています。稲わらなどは敷いていないので雑草は手で抜き取っています。

ミョウガは肥料も与えず、ほったらかしにしておいても勝手に生えてきてくれるので初心者にも育てやすい植物だと思います。害虫もついたことがありません。

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※秋に植え替えしたミョウガ、翌年7月中旬のようす

以下、植え替えしてから2年目のミョウガのようすです。2年経って、収穫量は増えましたが、かなり混みあってきました。

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※6月12日撮影 植え替えしてから2年目の春

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※10月3日撮影 植え替えしてから2年目の秋

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※10月13日撮影 ミョウガの花が咲く

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※11月22日撮影 冬が近づき枯れ始めたミョウガ

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